自分では選ばない布地

 さて、こちらは、バイラオーラで、カンテさんでもある友人にお作りした衣装です。ラッセルレースは、日本製だけどその他の布は、この衣装のためにスペインにお買い物に!!って、しつこくてすみません。彼女はすごくセンスが良い人で、同系色の重ね方がすごく上手。でも、フラメンコの衣装だからね〜今回もっと、目立ってみようと、同系色を少し外してみました。

 それから以前に作らせてもらったリバーシブルのチャレコを少し手直し

 このチャレコが、上のお衣装に合うんですよ。セットアップみたいになりました。この衣装、友人は自分では選ばないんじゃないかなあと思うんだけど、小花の模様とスモーキーピンクがすごく似合ってました。大人可愛いよりもっと艶やかな感じ。踊ってもらうのが楽しみでなりません。

 アイボリーのアンダースカートには、部分的にレースを入れて、本当に、羽のように軽い衣装に仕上がりました。衣装屋は、楽しいです。だって、この衣装を着て、友人は魂込めた踊りを踊ってくれるんだよ!

デザイン画から製作しました

 若くて意欲的で、一生懸命なバイラオーラさんからのデザイン画が届きまして、そこから型紙を作って製作しましたよ〜

 布地はほとんど日本製だけど、刺繍みたいな飾りとファルダの金のテープは、この衣装のためにマドリードへお買い物に!!って、他にもたくさん用事がありました〜笑 でも、お店に入って、はたと困りました。この刺繍みたいなアイテムはなんと説明して、買えば良いのだろう?うわ。まずい!スペイン語で何というか知らないよ!でもふと見上げたお店のカウンターの高〜いところに、展示してありましたよ。こんな刺繍みたいなやつ!そこで、隣にいたご婦人に、「すみません。あの高い所の物は、スペイン語で何というのですか?(たどたどしい)」「ボルダードですよ」あーグラシアスー!しかも、そのご婦人は、私がモタモタして、注文の順番を飛び抜かされた時に「次は、この方ですよ。ボルダードを買いに来られたんですよ。」と、お店の人に言ってくれた。お店の人は、見本帳を持って来てくれて、選んだのがこれです。スペインって本当に好きだ。

 金のテープも刺繍も、日本製とはちょっと違う仕上がり。凹凸があるので、影ができるんです。三次元の芸術の国だからね。この衣装もシンプルで、綺麗でバイラオーラを立体的に見せます。

マリノアから能古島

 今や、カラコレス日和のカメラマンとして、風通しの良い写真を送ってくれる三苫祐子さん。ベルギーからの1ショット・・・ではなくマリノアね。

祐子さん、写真を送ってくれてありがとう。今日は、衣装工房で一日中仕事してました。(珍しく・・)だから、写真を見て、心に夏の風が吹きました〜!うちのカラコレ衣装部は大変なんです。型紙がないので、衣装をトルソに着せながら立体裁断→なんだかよくわからないけど、この線かしら?とミシンをかけて→またトルソに着せて→やっぱり違ってたかと、縫い目をほどいて、振り出しに戻り・・でも、明後日頃には、形になりそうです。嬉しいです。アップするよ!

 

ソレア〜孤独〜

 友人で、フラメンコを踊る中原麻里子さんの衣装を新しく作りました。ソレアやシギリージャに合う衣装を依頼され、作ったのが、これ。

 ティアードタイプのスカートになっていて、アンダースカートの色は、透けて見えている紫。曲が盛り上がって、踊り手がスカートを持ち上げて足技を見せると、その紫が前に出てくるという趣向。良いですよ〜!!麻里子さんの踊りが良いんです!

 つくづく思うんだけど、フラメンコの衣装って、踊るときに大化けする。こんなに大化けする服は他にないんじゃないかいなと思うくらい。この写真の麻里子さんが着けているのは、私が初めて作ったエプロン・ピキージョ。踊っているときに、衣装が生き生きと輝くのは、踊り手さんが衣装も踊らせるから。フラメンコってそう。

 ソレアはすごく難しい曲で、スペイン語で、孤独という意味。踊り手から伝わってくる孤独は、言葉ではなく、身体と空気を通して胸に響いてくる。そんな踊りを踊りたくて、フラメンコの魔法にかけられて、今日もみんなで頑張っているのだ。あ〜足がもつれるし!ここで、腕を上げ〜れないやんか(泣)って、ドMですかね?

今日の能古島 くもりのち雨?

 能古島の友人から写真が送ってきました。今にも雨が降り出しそうな空。友人の名前は、三苫 祐子さん。写真がとってもいいんです!

 こんな海の写真を見ると、人生の中で1年間だけで良いから海のそばで暮らしたいと思う。海は不慣れなので、思いがけない失敗もするだろうけど、この歳になって慣れない暮らしでオロオロするなんて、最高の贅沢だ。いや、みんなは、何言ってんの?と言うに違いないけど。多分。

そうだ。昨日も似たようなことを考えた。夜、空港から、飛んで行くピーチの飛行機を見た。じーっとそれを見ながら、またスペインに行きたいなあと思った。本当に落ち着かない人間である。ああ、今頃、スペインのみんなはどうしてるだろうか?無事だろうか?元気にしているだろうか?また会えたら、また会えたら・・・無事だったねえと、ひじタッチするぞ!

当たり前の日常が、有り難いことなんだと思い知った3ヶ月だった。この写真の日常がいいんだよ👍

能古うどん

能古島の友だちから、能古うどんをいただいた。能古うどんは、細麺でピカピカでつるっとしていて、コシもあって本当に美味しいうどん。で早速、湯がいていただきました。ザルから直接箸で取りながら、小ねぎをぶち込んだつけ汁につけて。で、食べながら考えた。これは、豪快といえば聞こえは良いが、単に雑なだけじゃないかと。

よし、私もインスタ映え(インスタグラムやってないけど)目指してみる。で、今日が、これ。映えてるかなあ?

写真を撮りながら笑った。海苔がひどい。大きさが揃ってないやろ。しかしそんなことに関係なく、能古うどんは今日も美味しかった。

波の音を聞きながら、刺身と能古うどんを肴に一杯なんて、素敵だろうな。

東南アジアのファブリック工房

コロナの影響でうちのフラメンコ衣装工房に誰も来れなくなってしまった。そこで、よし!この間に模様替えをして、使い勝手をよくしようと考えた。スペースがあるからソファとか置いてみたいなあなどと妄想し、ネットでソファを検索。

結果、やっぱり何も置かないことにした。この無駄なスペース大事かもと。しかし、椅子の座面が固くて気になっていたので、クッションを8個作ることにした。布は、スペインで買ってきたのがいっぱいあるからね。(なんと!これはよく見れば、服用の布ではなく、ファブリック用じゃん!!というのが、結構あったわけだ。知らないって悲しい。)

(ひたすら縫う・・ただし家庭用JUKI エクシードで。)

さて、8個なので、時短のため、8個分まとめて裁断。8個分まとめてロックかけ。8個分まとめてファスナー付け。8個分・・とまとめてやっていたら、なんだか、ファブリック工場で働いている気持ちになった。久しぶりに暑い日だったので、東南アジアのファブリック工場。行ったことないけど、バリ島!!

(出来上がり)
(ファスナーのところ)

ファスナーの縫い目が曲がってるので、工場長に怒られそうだ。けれども、あっという間に8個完成。このクッションのおかげで、長〜くおしゃべりしててもお尻は大丈夫。実は、この布は、2019年に三浦さんのブラウスを作るために買って来た。張りがありすぎて、ブラウスは無理だった。スペインの不思議な模様・・枯葉だよね、これ。

シンプルなシャツ

コロナの影響で、人に会えず仮縫いが難しくなったので、それならばと始めたのが、シンプルなデザインの自分の服を作る練習。Tシャツとかタンクトップとか作りましたが、今回1番のチャレンジは、シンプルなシャツです。

楽天の filer さんから購入した型紙で作りました。レシピ通りに作ったらちゃんとできるという幸せを噛みしめました。なんせ、フラメンコの衣装は手探りですもん。(袖の肩山どこー?スカートの裾の長さがいちいち違うやないかあと、いつも言ってますの・・)filerさんの型紙は大好きなんです。一生、シャツは手作りやね。ふふふ。

スペイン国有鉄道renfeレンフェ

3年前にヘルシンキで飛行機に乗り遅れ、「5時間も待ち時間があったのに、どうして遅れるの?」とか言われたりしたことがあった。理由は、さまざまにあるよ!搭乗口が確定してないのに、搭乗口を表示するな!!とか、搭乗口をどんどん変えるな!!とか、呼び出しアナウンスね、日本語の発音ができる人がやってよね!!とかね。

でも見ず知らずの人に助けてもらって、セビリアまで到着した。マラガの空港からは、思いがけず、スペイン国有鉄道レンフェに乗って。やっと、セビリアに着いた時、駅に SEVILLA SANTA JUSTA(セビージャサンタフスタ ※駅の名前や町の名前がどこでも長い) って書いてあった。感動したよ。

そういうわけで、レンフェの駅が大好きになって、またレンフェの駅に行けたことが嬉しくて、天井の高〜いヨーロッパって感じの駅の写真とかいっぱい撮ってきたのに、写真が行方不明だ。これ一枚しかない。

右のレンフェは、マラガまで。左のレンフェはセビリアまで。繋がってた〜!スマホ慣れてないから、保存せずにどんどん撮ってたのかな?悲しい・・・いや!もしかして、私にまた来いってこと!?

行くよ!もっとフラメンコや衣装やスペイン語学んで行くから、待ってて〜頑張れ、スペイン!

Paseo del Arte  芸術の散歩道

プラド美術館に2019年の6月に行った時、チケットが15€だった。ついでにレイナソフィア美術センター(ゲルニカがあるところ)に行ったら、10€くらい。それで考えた。次はこのpaseo del arte チケットを買おうではないか!プラドとレイナソフィアとティッセン・ボルネミッサ(13€)がセットで、30.40€!お得ではないか!で買ったんだけど、これは、特別展の時間予約がついてなくて、へロニモスの門から入るというショートカットも付いてない。チケット売り場でチケットと引き換えないと使えないんだけど、なんと1年間有効!レイナソフィアに行けなかったので、一年以内にスペインを再訪すれば、レイナソフィアは、このチケットで行ける!これは、私にとってお得なのか?

ティッセン・ボルネミッサの入り口
ティッセンのカフェかな?行かなかった
右がティッセンの建物 門から出るところ

そばにあるプラド美術館の荘厳さに比べると可愛いティッセン・ボルネミッサですが、今回ファンになりましたよ。これでもか〜という大きな宗教画がプラドにはたくさんあるけれども、ティッセンの宗教画やお祈りの箱は、素朴でキリスト教の根っこが感じられるものばかりだった。え?これ仏壇じゃないの?と思われるものもあって、ぜひもう一度行きたいところ!そこで、また芸術の散歩道チケットを買うとなると・・・やったあ!次は、レイナソフィア2回行ける〜って無駄やろ。

プラド美術館のへロにモスの門を出ると右上にある
サンヘロニモエルレアル教会